カードの版面デザインについて。
大変素晴らしいエントリです。
尻馬に乗って僕が新しいカードゲームを買った時に考える事を書いてみます。
これからカードゲームをデザインして、カードの版面を作るという人がいるのなら、版面デザインをする上での重要なポイントとして
手の中で「思い出す」ための左上隅
平場で見えて手で見えない左下隅
色分けは大切
を意識するといいだろう。
新しいカードをデザインする皆様方におかれましては、上記に加えて以下の項目に考慮して頂けると幸いです。
- カードを厚くし過ぎずスリーブに収まる様にする。
- カードサイズはスリーブを購入し易くする為、一般的に普及しているTCGサイズ
(60x87mm)(66x91mm)に収まる様にする。(MtGのカードは63x89mm) - コストとの兼ね合いではあるもののカードの角が丸い方が劣化し辛い。
- カードの縁は汚れ易いので手垢やゴミが付着しても判別し辛い様に背面及び前面をデザインを損なわない範囲で黒く太めに縁取りする。
- カードを収納する箱に入れて販売する場合、スリーブに入れた状態で収まる様に遊びを作る。
- ハードスリーブに入れると厚みが倍程度にはなるので難しいかも…。
- 一般的なTCGサイズであればストレージボックスの類を手に入れるのはそれ程難しくないのですけれど…。
- 背面のデザインを線対称ないし点対象にする事でシャッフル時に上下左右を気にしなくて良くする。
- スリーブに入れて遊ぶ事を前提にするとデザインとは関係なく上下が出来てしまうのですけども…
これらの事柄は、ゲームの内容とは直接的には関係ないのですが、
スリーブに入れ易い事や元の箱に収めたまま収納し持ち歩ける事もプレイアビリティの一種だと考えます。