取りあえず、S90で1000枚撮ったった。
S90を買って大体一ヶ月経過したので、現在の状況とか、
ここまでに得たアレやソレを一旦整理して記録しておくですだよ。
思えば、この一ヶ月は、今までの人生において最も写真を撮った一ヶ月であったな、と思う。
カメラ買った次の日に撮った写真。
最初の2週間くらいは、物凄い勢いで道具に振り回されていた。
何かボタンは一杯あるし、あっちもこっちもグリグリ回るし、
マニュアル読んでも見た事の無い単語が凄い勢いで飛び交っているし。
でも、一方で知らない事の方が多いので、自分でも実感できるスピードで、
写真の技量が上がっていった様に思える。
デジタルカメラを、単に使える様になっただけなんだけどもさ。
どういう事かと言うと、
フレーム中で、ピントを合わせたい対象に、ピントを合わせられる様になった。
いや、マジで。ションボリな話な気がしないでも無いけどさ。
オートフォーカスは確かに広い範囲の写真撮る時には、何となくどっかに合ってんだ、どっかに。
でもね、マクロ撮影すると、もうね、絶望的にピントが合わない。
そもそも最初は、どうやったらマクロモードになるか良くわからなかった。
マクロモードへの変更の仕方が分ったけど、やっぱりピントは合わない。
マクロモードのマニュアルフォーカスで、ピントを1cm単位で弄ればピントが合うって所まで、数百枚かかった。
S90のF2.0とか、被写界深度めっさ浅いよ?撮りたい対象にはキチンとピントがあってて、
高精細に写るのに、撮りたくない範囲はボッケボケ。うひょぉぉぉっってなもんだ。
現在、絶賛接写厨でゴザル。構図とかライティングとか良く分らないシ。
僕が接写厨に目覚めた記念すべき一枚。
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- 会社の宴会中に撮りました。撮れた直後にLCDみてひゃっほい、家帰ってひゃっほい。計二回はひゃっほいした。
手ブレと、ピンボケの違いが分る様になった。
これもマジで。ぶっちゃけて、最初手ブレとピンボケの違いが分ってなかった。
確かにさ、全然違うんだけどさ。
でも、取りたい対象が、妙な事になってるって事は、変わらないワケジャン?
ピントを合わせられる様になって初めて、手ブレとピンボケは違うってワカッタヨ。
だって、LCDで見たらちゃんとピント合ってても、手ブレたら、ちゃんと写らないジャン。
手ブレを避ける為の大切なポイント、それは、シャッタースピードを稼ぐ事。
稼ぐとはつまり、より速い速度で、シャッターが下りる様に、設定を弄る事。
具体的には、1/30で手ブレするなら、1/50で撮れば手ブレしないかもしれない。
シャッタースピードを稼ぐ為に弄れる設定と言うのは、幾つかある。
ちなみに、僕は、絞り優先AE(Av)と言うモードで基本的には撮影しとります。
- ISO感度Up
- 100より200の方が大体速い。200より800の方がもっと速い。
- でも、400過ぎた辺りから、撮った写真にザラザラで、残念な事になる。
- 後、僕の印象だけど、撮影対象が平版な印象になる気がする。
- 気持ち的には、ISO感度は、300以下でいつでも撮りたい感じ。
- 露出Down
- 0より、-1の方が、大体速い。-2はもっと速い。+方面へ振ると、遅くなる。
- でも、露出をDownすると、写真は暗くなる。暗く撮れても良い時はそれでも良いけど、適度な明るさってあるワケで。
- 気持ち的には、露出値は、-2/3 〜 +2/3の範囲位でお願いしるます。
- 絞り値(F値)Down
- でも、これは余り効果が無いです。何故なら、ほぼF値は、2.0の最小値で殆ど動かさないからでつ。
AEのEは、Exposure=露出だと思うのだけど、自動で計算してくれるのは、シャッタースピードです。
どういう事なのでしょうか?分りません。
設定した露出値に合わせたシャッタースピードになるでよ、と言う意味で、
AEと言うのは若干無理がある様な気がする今日この頃。そんなのは、素人の遠吠えですか、そうですか。
Autoな部分は、ShutterSpeedじゃねぇか。ASじゃねぇのか?とかオモイマス。
で、状況によるのだけど、そもそも手持ちで写真撮らんと、ちゃんと三脚使えって話もありましてん。
大仰なのを買うのは、アレなんで、1500円くらいだーぜーって言われて買ったゴリラポッドさんを今は使っています。
シャッターボタン半押しで表示される情報をちゃんと読む様になった。
最初は、とり終わった後に、今のがどの位のシャッタースピードだったか確認してましたヨ。エエ。
半押ししたら、撮影しなくても、シャッタースピードが分るなんて、知らなかったのだもの。
これで、無駄にシャッター押した後に、LCDで写真の詳細情報をえっちらおっちら見なくて済む様にナリマシタ。
半押し、大事。
バケット撮影モードを使う様になった。
これは、実に素晴らしい機能で、S90の場合、1回シャッターボタンを押すだけで、3回シャッターが下りマス。
しかも、単に連写するのではなくて、自動的に露出を予め設定しておいた変化量に基づいて、
- 基準値
- アンダー気味
- オーバー気味
の順番で、露出値を変えながら撮影してくれるます。
微妙に、シャッター速度が一番遅くなる人が最後なのは、どうなのかな?と思わないでも無いけど、
まぁ、そこはきっと慣れが解決してくれるでしょう…的な?
適正露出かどうか?と言うのは、カメラ側でも、相応に判断してくれる機能があるのだけど、
そもそも、僕はカメラが判断してくれる適正露出にそれ程理解があるワケでは無いので、
後で見た時に、「これで良いんじゃね?」と思える写真が出来る可能性が単純に3倍になるので、良いと思います。
撮るだけ撮って簡単に捨てられるデジカメ万歳。デジタルデータスバラシ。
最後に、ごく最近の写真をば。